I wish…

乳がん闘病、読書記録、好きなものたち

国立科学博物館へ

週末、子供達と国立科学博物館へ行った。 3年ぶりくらい^^ 今は国立科学博物館も予約制で時間ごとに入場者数を制限している。 土日の午前中は予約が埋まりがちで混雑してるかなとすこし心配していたが、 行ってみたらそんなことはなくとても快適に過ごす…

【2021年読了】そして、バトンは渡された

森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近…

健康診断

今年も健康診断の時期が来た。 去年、日本にいるうちに健康診断を受けておこうと気軽に受けた検診で乳がん疑惑が見つかった。 社会人になってから毎年定期的に健康診断を受けてきて、毎回乳房エコーもとっていたのに。 渡航前検診ではより細かい血液検査もし…

【2021年読了】賢い子を育てる夫婦の会話

その言い方、子どもはもう影響を受けているかも!?ベストセラー『子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ』著者の最新作。・怒らないと勉強をやらない・友だちとうまくかかわれない・自分の思いをうまく言えない・自己肯定感の低さが気になる・きょう…

【2021年読了】凍りのくじら

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛す…

【2021年読了】52ヘルツのクジラたち

「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」 自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。 孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。注目作家・町田そのこ…

【2021年読了】愛なき世界

恋のライバルが、人類だとは限らない――!? 洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。 しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。 見た目が殺し屋のような教授、イモに惚れ込む老教授、サボテンを巨大化…

【2021年読了】マスカレード・イブ

ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づく。一方、東京で発生した殺人事件の捜査に当たる新田浩介は、一人の男に目をつけた。事件の夜、男は大阪にいたと主張するが、なぜかホテル名を言わない。殺人の疑いをかけられてでも守りた…

【2021年読了】92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て

NHK『あさイチ』で話題の92歳の保育士さんの本!ほったらかしでも、しっかり自立する!ペリー来航よりも前に建てられた築170年の古民家の園舎でいち早くモンテッソーリ教育とアドラー心理学の“いいとこどり"を実践してきた“奇跡の保育園"--小俣幼児生活団。主…

【2021年読了】大事なことほど小声でささやく

心の傷は、ぜーんぶ、ここに置いて帰りなさい。 生きることへの感謝を取り戻せる場所。その店に集う人々のくすぶっていた人生が、今生まれ変わる。その階段を下りると、希望の扉が待っている。生きることへの感謝と愛おしさを取り戻せる場所―そこは奇跡のス…

【2021年読了】かがみの孤城 単行本

あなたを、助けたい。学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が…

【2021年読了】「普通」の人のためのSNSの教科書

組織で働く人は炎上や秘密漏洩を恐れて、ネット発信に及び腰になりがち。 しかしそうした「普通」の人ほど仕事上のメリットは大きいのです。 トラブルを起こさない、懐疑的な上司を説得できる、本業に支障が出ない程度に気軽に続けられる、でも、着実に自分…

夏の思い出

2021年8月、単身赴任中の夫が一時帰国した。 到着後すぐに国の統括する隔離施設で3日間の隔離を経て、1年5か月ぶりの再会。公共機関は利用できないので、子供たちと車で迎えに行った。 成田空港はもぬけの殻のように、廃墟とまではいかなくとも警察官や…

【2021年読了】桜のような僕の恋人

美容師の美咲に恋をした晴人。 彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。 そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。 しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。 美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる…

【2021年読了】泣くな研修医

傷ついた体、救えない命――。なんでこんなに無力なんだ、俺。雨野隆治は、地元・鹿児島の大学医学部を卒業して上京したばかりの25歳。都内総合病院の外科で研修中の新米医師だ。新米医師の毎日は、何もできず何もわからず、先輩医師や上司からただ怒られるば…

術後1年検査

2020年9月2日、乳がんによる左乳房摘出手術をしました。 術後半年に超音波検査と血液検査はしましたが、他の検査は術後1年たって初めて。 もう1年になるのかという思いと、まだ1年かという複雑な感情が入り混じった思いです。 大きな手術も2度乗り越え、経…