I wish…

乳がん闘病、読書記録、好きなものたち

【2021年読了】「普通」の人のためのSNSの教科書

f:id:manpuku_29:20210927105507j:plain

組織で働く人は炎上や秘密漏洩を恐れて、ネット発信に及び腰になりがち。
しかしそうした「普通」の人ほど仕事上のメリットは大きいのです。
トラブルを起こさない、懐疑的な上司を説得できる、本業に支障が出ない程度に気軽に続けられる、でも、着実に自分の名前で仕事がひろがっていく、そんな方法が、実はちゃんとあります。
ヘッドハンターからスカウトメールが来た、自著を出版できた、講演会の講師に呼ばれた、顔が知れて社内での仕事が円滑にまわるようになった、といった個人的なメリットから、勤務先に大口の発注が来たり、超一流の外資系企業から日本の事業パートナーに選ばれたり、勤務先企業に利益をもたらすことも。営業、出世、人脈、PR、転職、出版などチャンスは確実に増えていきます。本書は、組織に属しながらビジネスチャンスを広げることを目的としたネット発信の方法を丁寧に解説。「バズる」「稼ぐ」とは一味ちがった、誰もが使えるネット発信の教科書です。

目次

Prologue
ネットとリアルを分けない発信がビジネスを制す
バズらなくていいし、ビビらなくていい
組織人こそキャリアアップにつながる
「リアルの延長線上」でつかう
ネットを恐れる組織
「したたか」に発信しよう
「Withコロナ」「Afterコロナ」こそ


Chapter.0
ぼくはSNS発信に人生を救われた
「普通」の会社員が「プチ有名人」になるまで
巨大企業からのネガティブ転職
クビの恐怖でゲーム廃人寸前に
ブログが起こしたリアルの「革命」
「大企業的思考回路」からの脱却
ブロガー企画起ち上げでプチ有名人に

Chapter.1
ネット発信で「わらしべ長者」になる
「ハプニング」を生む「プルのコミュニケーション」
障壁となる「思い込み」
文章力や完璧さは追求しない
「メディア」だと思わない
お金儲けを考えない
役立つ情報かどうかは自分で判断しない
仕事に役立つ3つの理由
(1) 「プルのコミュニケーション」ができる
(2) 「蓄積効果」がある
(3) アウトプットが「思考訓練」になる
組織に依存しなくなると仕事がうまくいく
「シンデレラ」でなく「わらしべ長者」をめざそう
[Column1] 今、ぼくらがネット発信をする意味

Chapter.2
「アウトプット・ファースト」でいこう
自分のための「メモ」からはじめる
【準備編】
発信ツールの特性を知る
発信ツールは組み合わせてつかう
就業規則の確認は抜かりなく
強行突破はせず「手続き」を踏む
慣れるまで仕事の話は書かない
いきなり実名発信がこわいなら
最初は傾聴、慣れたらリアクション

【発信編】
失敗しない「自分のためのメモ」
続けやすいのは「イベント」「ニュース」「本」
発信のポイント1 軸を決め、キャッチコピーをつける
発信のポイント2 「アウトプット・ファースト」でいく
発信のポイント3 自分なりのペースを見つける
発信のポイント4 ロールモデルを見つけ、自分らしさを確立する
発信のポイント5 PDCAを回していく
発信のポイント6 自己ブランディングに役立てる
発信のポイント7 「この人に読んでもらいたい」という気持ちで書く
発信のポイント8 「徳力メソッド」を使う
発信のポイント9 対面で言わないことは発信しない
発信のポイント10 計画に時間をかけすぎない

ぼくなりの書き方

[Column2] もし、上司ににらまれてしまったら<; br> Chapter.3
アウトプットを、したたかにズラす
「メモ」からコミュニケーションを生む
「自分のためのメモ」に小さな工夫をする
「プルのコミュニケーション」をうまく利用する
ズラすコツ1 意中の人や企業に探される準備をする
ズラすコツ2 運営元に選ばれる話題や切り口で書く
ズラすコツ3 流行りものには飛びついておく
ズラすコツ4 未来に重きを置き、ポジティブに書く
ズラすコツ5 ニッチに絞り「深さ」で勝負する
ズラすコツ6 正論よりも不完全を残す
ズラすコツ7 リアルを組み合わせる
ズラすコツ8 横のつながりに目を向ける
ズラすコツ9 無理ない範囲で背伸びをする
ズラすコツ10 量より質、数より熱量を重視する

[Column3] ぼくらに起こった「ハプニング」事例

Chapter.4
ビジネスパーソンは「逃げるが勝ち」
「火事場のヤジ馬」にならない
リターンとリスクは表裏一体
炎上とディスカッションの違い
炎上を引き起こす三つの背景
不適切なことをしなければ炎上しない
録音・録画されてテレビで流れても問題ないか
「フィルター」をもっておく
話題に気をつけ、対立構造に入らない
最初の対応を間違えない
説明するときは場を変える
エゴは認め、フィードバックに感謝する

Epilogue
本を閉じる前にアカウントをつくろう


丁装がカジュアルだから手に取ってみたけど、ビジネス向けだった~
noteを手掛けた方のお話なので参考になりました。

・人がまだ知らない話、誰かの心を揺さぶるような印象的な話を発信しようとするのは「メディア」の視点
 「メディア」だと思わないこと。

・発信を「自分のためのメモ」とする
 →自分の役に立つ
 →人の役にも立つ

・メモ
 学んだことや考えたことをまとめる学びのためのメモ
 自分の得意分野や能力をアピールする
 新たな仕事を作るためのメモ
 仕事内容やこれまでの履歴をまとめて自分がどんな人間かを知ってもらう(名刺代わり)


#読書記録 #普通の人のためのSNSの教科書